’０２夏 一人旅 Ⅰ
上記日程で旅に出ました。目的地は名古屋・金沢の２ヶ所だけ決めて後は気分次第。とゆういい加減さ。数年間夢に抱いてきた完全な「行きあたりバッ旅」を実現させることができました。
で、どれくらい「行きあたりバッ旅」だったのかといいますと、持ってった荷物はＴシャツ、タオル、靴下、下着を２枚ずつ、あとは制汗スプレーとワックス（もちろん頭のね）そしてコンタクト用品に保険証、ムヒ。それくらいとゆうシンプルさ！
服と最後３つを除けば大学に行くときの用意とほとんど一緒です。（教科書は？？って質問はナンセンスだぜぃ）
服は原チャのメットケース？ですか。あそこに入れてたんで、傍から見れば完全にいつも通りの服装。だれもこれから旅に出るヤツだとは気付かないやろう。ってかんじでした。
前日の夜はこれだけの用意をして、次の日は８時か９時に出かけると親に告げてさっさと寝ました・・・。
昨日８時か９時に出発するとかゆってたくせに、朝、テレ東系テレビ大阪でやってた「幽々白書」を最後まで見てしまって９時１０分ごろに出発。最初のうちは前回の「名古屋戦記」と同じ道を通っていったので、いわば知った道なわけです。と、ゆうわけで、途中一回休憩をとって後はすっ飛ばします。
この日は朝から天気がかなり悪かったんです。鈴鹿市に入る少し前に土砂降りの夕立に遭遇！ここに来て大切な事に気付きました。
レインコート持ってきてねぇ・・・（爆）
かばんも服ももうヌレヌレでした。（きゃ、はずかしぃ・・・）
どうにか鈴鹿市に入る頃には止んで、服も乾いてきたんですが、早くもリタイアの雰囲気がただよってきてました。ま、今回は行きあたりバッ旅なんで、その辺は全然気にしないで行く事にしていきました。
すると、前回引き返したところから少し行ったところに早くもネタが落ちてましたよ。
天然温泉、ロック温泉 ←２ｋｍ
絶対天然じゃねぇよっ！！！ってツッコミながら移動しました（笑）高速移動中で写真とり損ねたのが残念やったけど・・・
その後はひたすら名古屋に向けて進みました。その道中、また夕立に遭遇・・・今度のもかなりきつくて、十数分間は雨にさらされてました。どんどん下がるモチベーション・・・
と、ついに愛知県に突入ぅ～～！！！
それとほぼ同時に夕立も止みました！
そしてアフォみたいに叫ぶこんぶが約一人。
名古屋さいこ－！！！
だけど、ここで問題が発生しました！名古屋市に入った瞬間、標識から「名古屋」の文字が消えたんす。つまり、市街地への行き方が分からない・・・とりあえず方向的に北のほうなのはわかったのでそっちの方に進路を変更。この旅初めて幹線道路から外れてしまいました。すると事態はもっと深刻に・・・
周りは田んぼばっか・・・（汗）
道を聞こうにもさっきの夕立のせいか、人っ子一人いません。もちろんコンビニなんかも見当たらない・・・。くそぅ、ちゃんと地図持ってくりゃよかった・・・とか思いながらも方向は間違ってない！と自分を励ましながら進むとようやく信号が見えました。そしてコンビニもっ！！
ああ、なんてベンリなんだ、コンビニ。そこで地図を立ち読みしてどうにか名古屋駅への行き方を調べ上げました。
１２時過ぎには名古屋市に入ってたのに名古屋駅に着いたのは１４時ごろ・・・信じられんです。きっとあのまま国道を走ってたら ←名古屋市街○ｋｍ みたいな標識があったんやろうなぁとか思いながら、無難に名古屋駅そばの松坂屋に入ってるお店で念願の味噌カツときしめんを食べました。うめぇ・・・。
昼メシを食べ終わった時間は１５時ごろ。前日、愛知県出身の友達に聞いてて、名古屋で夜ぶらついてるとヤンキーにやられるから注意してよ。ってゆわれてたんで、とりあえず岐阜の方に向かって出発します。けど、名古屋市内ってなんであんなに道路標識が少ないんでしょうかねぇ。下呂温泉の方に進みたかったのに標識にかいてあった「岐阜」の文字にひかれてひたすら進むと、どうも道が違うっぽい・・・。
異変に気付きながらも、戻るの嫌だし、雲行きがまた怪しくなってたので無理矢理進むことに。すると、一宮市にはいったあたりで今度は夕立に分類するのが失礼なほどスゴイ雨が・・・。２０分くらい歩道橋の下で雨宿りしてましたが、いっこうに止む気配がないので、気持ちマシになったと思われるときに再度雨の中を出発！しばらく走るとようやく雨が止みました。
その後は特に問題も無く進んで、１７時には岐阜市内に着きました。体はもう冷たーいです。かなりガタガタいってました。岐阜駅の標識を見つけて、それを見に行ってやろうとその方向にこじろう（愛車）を走らせると、 ←岐阜駅 ○ｋｍ 長良川温泉 ○ｋｍ →
って標識が目に入りました。それを見た瞬間、目的地変更！！
１７時半ごろ長良川温泉地域でまず温泉には入れそうなとこをさがすも、なかなか無いんすよねぇ。と、また夕立が・・・。
・・・もう耐えられんっ！！宿探しちゃるっ！！！
とか一人いきなりキレだしてみても、とりあえず宿情報とかを持って無かったし、手近な民宿に入って聞いてみることに・・・
すると聞いたとこが良かった☆ 親切な社長さんが出てきてけっこういいとこを教えてもらえたんす。どうも地元の工事を請け負う人らが泊まるようなとこらしいけど、素泊まり３５００円ってのは結構安かった。
実際、部屋はユースなんかよりも全然よかったし。ラブホより安いんじゃないんかなぁ～って思うんやけど、行ったことないし、わからねぇ・・・
ってことで、この日は次の日の天気予報をひたすら見て、おやすみなさいでした。
この日の走行距離：３００ｋｍくらい（実はあんま見てなかった・・・そんな無いかも）
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