’０２夏 一人旅 Ⅱ
じつは昨日の夜に、しっかりコンビニで道を調べておいたんですね。Ｒ１５７を行けば金沢の少し西に着けるはずだった。けど、一応旅館の人にも聞いておこうと思い、聞いてみたらＲ１５６を北に行け！とのこと。
Ｒ１５７は岐阜市内に戻らないといけんかったし、それで道に迷うのも嫌だったから、それに従うことに。
朝８：３０、昨日の夜買っておいたおにぎりを１つ食べて出発！この日はめちゃ晴れてた。ウッシ！！
Ｒ１５６を長良川沿いに北上しましたっす。川と山並みの風景が恐ろしくキレイやったんす。左側には光を反射してキラキラ光ってる長良川。泳ぎに来てる家族連れや、釣りをしてるおじさん達。右側は深緑の山。そして道路標識を眺めれば「日本まん真ん中の道」（！？）そしてそれに関する観光スポットっぽいところの看板・・・
のどかやなぁー。（
１０時半頃、だいぶ山っぽい道に入ってきた。すると、きっと長良川にそそぐのだろうと思われる、駒ヶ滝とかゆう滝があった。国道沿いにある見事な滝。片側だけだったけど、１０台ほど車も停めれるところがあった。昨日は知った道、ヤンキーの恐怖、夕立．ｅｔｃ・・・でひたすら走る一日で、あんまりゆとりを持つ時間がなくて結構苦しかった・・・。
ってことでこの滝のそばでたっぷり休む。家族連れの人達（おばちゃん）や、フォーリナーの皆さまと少し話したりして。
・・・ウソつきました！ I can't speak English. でした。おれはフォーリナーの方々を遠くからこそこそ見てるだけでした。変質者っぽく（爆）
２０分ほど、マイナスイオンをたっぷりゲットして再び北上を始めました。１時間半ほどずーーーっと走ると、入ってしまったのはなんと富山県！！
旅館の人にちゃんと「金沢に行きたい。」ってゆったはずやのに・・・石川県にすら入れてないぢゃねぇか！？おばちゃーん！！ちゃんとおれの話聞いてくれてた？！おのれぇ～（怒）
けど、なんか県境がおもしろいんですよ。富山―岐阜の県境は。なんてゆうか知りませんけど、ナントカ川が県境になってるんです。川は谷をぬって流れますよね。だけどＲ１５６は山ん中をトンネルで突っ切っていくんです。結果、どうゆう事が起こるのかとゆうと・・・
四回富山に入ることができました（＾＾）ｖ
飛騨峡のナントカってとこで（分かりやすぅ～！）、橋を渡るたびに県が変わるんです。岐阜から始まって、→ 富山ー！！（おおおぅっしゃぁー！） → 岐阜ー！！（おお！すげぇー！） → 富山ー！！（また富山やー！） → 岐阜ー！（おおー） → 富山ー！（・・・） → 岐阜ーぅ。 → 富山ぁ・・・。
って！ありがたみが薄れるって！！！ こうゆうのはたまにしかないからイイのに・・・
そんなこんなで、岐阜とはオサラバしたわけです。岐阜、めっちゃいいとこでした。サークルの新歓で岐阜出身の人が２人いて『何も無いですよぉ～』ってゆうのは聞いてたけど。
実際は・・・マジ何も無かったですね（爆） 岐阜駅まで２ｋｍちょっとの地点で普通に田舎臭がしてましたもん（ニオった訳じゃねぇっす。雰囲気ね。駅前通はそこそこ栄えてましたし。）
だけど、ハッキリ言って自然が美しすぎです。空気がきれいです。も一回行ってみたいですぅ～！！
はぁ、ひぃ、ここまで燃え上がっててなんやけど、岐阜の不思議なとこが一つ・・・ なんで岐阜には札幌ラーメン屋さんが多いん？！
普通のラーメン屋さんは逆にほとんどなかったですよ。途中飛騨高山ラーメンを出してる店はありましたけど、おれが通った道では札幌ラーメンの方がダントツに多かったですね。一体ナゼなんやろう？誰か知ってたら教えて下されｍ（＿＿）ｍ
で、富山ですが、実はあっさり西へ逃げることにしました。富山県で行きたいとすれば、富山市内じゃなく氷見市が１番だったんですよ。なんか魚ウマそうやし・・・。けど、能登のほうだとゆうことを聞いた（ような気がした）ので、それなら金沢からでもいけるじゃん。ってことでパスしたんですね。
で、富山に入ってもしばらくはＲ１５６を北に行ってると、朝、おばちゃんが言ってたように ←金沢 って標識がありました。めちゃボロくて小さかったけど！しかも２回しか出てこなかったけど！！交差点と、その５０ｍ前だけ！それをおれは一つ目、逆光で見れなくて２つ目でギリ左折。危なかった―（汗）
こんどの道はＲ３０４。それをずっと行きます。途中１３時頃に、富山の西のはしっこ、城端（しろはな）町のコンビニで休憩。その頃はだんだん天気が悪くなってきてた。地図を立ち読みしようかと思ったけど、天気優先でそのまま出発！一時はかなりヤバイ天気だったけど、どうにか夕立の直撃はさけれた。ふぅ～。
Ｒ３０４をずっといくと、富山―石川の県境が見えたけど、さっきの県境で大分うんざりしてたせいでここはふつーに、テンションもあがる事なく通過。
結局、１４時ごろには金沢駅に着けました。金沢駅に入ってみて気付いたんやけど、なんか今大河ドラマでやってるみたいですね。『まつ家と利』。おれも何回か見たことあったんで知ってましたけど。なんか駅の中そればっかでした。松嶋菜々子もあれだけいるとちょっと気持ち悪いよっ！ってくらい。
結局、金沢駅のレストラン街みたいなとこでさらっと昼メシを食って、金沢市内をぶらつこうと思って移動を再開した！・・・けど、なんか渋滞がスゴイ。ありえんくらい。京都四条通り並みの渋滞でした。さすが！金沢！
そういえば都会での意外な問題。標識については金沢は名古屋と違って充実してたなぁ。
ただ、兼六園以外の事はあんまり書いて無かったけどな！
なんにしても、昨日の夜に調べてたルートは金沢までだけだったので、ここから先は（いくら西に進めばいいってことが分かってても）不安です。それにせっかく来たんやし、兼六園見たいです。
渋滞に半ギレになりながら歩道を走ってると（違法です！）観光者用か何か知らんけど、地図を発見！！
兼六園、ＪＲ金沢駅、香林坊の辺り、この三つの位置関係。小松市への方向。そして現在地のすぐ隣りが交番！（アブねぇ～）と、ゆうことを調べて兼六園へ向かおうとしたらなんか地図にユースの文字を発見！！
なんとなくゆっくり兼六園を見たい気がしたのでまずユースの部屋をゲットする事に決定。時間は１５時半頃。ユースのおばちゃん曰く、「２人の相部屋になりま・・・」「ノープロブレムじゃいぃ！！」と、ナゾに英語とか使って話をさえぎったりしてみて（ウソです☆）
どうにかチェックインに成功。もちろん相部屋仲間はまだ来てませんでした。荷物を部屋において身軽になった後で、兼六園へと向かう。なんか夏休み無料開放中みたいなかんじでただで入れました。ラッキー！
それにしても、兼六園（ってゆーか、金沢市内）暑すぎです！おれはちょっと前まで山道走ってたし、夕立にあいかけたりしてたんで、このギャップは激しすぎでした。汗メチャかいたって！
兼六園でいい汗かいた後、その隣りの金沢城（址？）に行って見ると、『加賀百万石博』とかゆうのをやってました。
さすが、大河ドラマの舞台になったらただでは済ませません！どうやらかなりお客さんも入ってるみたいでした。なんか冷房効いてそうなので（爆）おれも行ってみる事に。案内員の女の人に誘導されて行ってみると入場料が１，０００円！！
素で帰ろうとしたけど、建物の中は涼しそうなので（せっかく来たので）
おれは歴史系のヤツは結構スキなんで、それなりに楽しめ（涼め）ました。だけど、やっぱあーゆーのは入っちゃダメです。絶対普通の人は損してます。
１８頃に、ユースに戻っておいしいご飯屋さんの情報をおばちゃんに聞くと、２つほどお魚のおいしい和食のお店情報をゲット。ユースは地域の情報はたいがい持ってるからベンリですねぇ。 とにかく、そこまで徒歩で行こうと思ってユースを出たら後ろから女の子が一人出てきました。
仮にも旅人（のつもり）なんで「こんちわー。」って挨拶はしたけど、他の友人がいるやろうと思ってそのまま一人で行こうとしたんです。そしたらなんか「ご飯食べに行くんですよね？一緒に行きませんか？」ってことに。
で、２人で教えてもらったお店に行ってみたけど、全部閉まってました・・・。お盆休みやったみたい・・・。
結局モスになっちゃったけど、モス、うまかったし、楽しかったです。
話が盛り上がった後、２０時ごろにユースに戻ると部屋にでっかい荷物が一つ。すげぇ！！どうやら相部屋仲間も到着はしてるみたいでした。さっきの女の子とロビーでまた話そうってことになってたんで、すぐにロビーへ。今度はユースのおっちゃんと３人で話をした。
なんかそのとき話の流れでユースに入会することに。これでおれも完璧な旅人だっ！！って感じでムダに一人ハッスル（死語か？）女の子が部屋に帰った後、おれは次の日の道調べをささっとすませて次の日の目的地を天橋立＠京都府に設定。ユースがあることを知るけど、あえて電話をいれずに直で乗り込む道を選んだ。そのほうが行きあたりバッ旅っぽいもんね。
やる事を全部済ませて、部屋でのんびりしてると相部屋仲間が帰ってきました。なんかすげぇ酒くさいです。バーで飲んでたらしい。
話してみると、おれの予想どうりチャリ旅行。静岡から愛知→岐阜→福井→石川って来たらしい。明日行くだろう福井の情報をゲットして、おれがいけなかった氷見市（そいつも行きたがってた）への思いをそいつに託す。
次の日の朝、なんとか市場の朝市に行くらしかったから、おれも一緒に行く事に。その夜は１２時ごろまで色々語ってしまった。やっぱ、一人部屋に泊まるより相部屋の方が楽しいって事を確認できた。ユース最高だぁっ！！
この日の走行距離：２２０ｋｍくらい。（この日はのんびりペースやったね。こんくらいが楽☆）
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