ストーカー事件 U


 

さてさて、前回の電話がかかってきてから約2週間後、新歓コンパの日がやってきましたのです。

 

 

が、2週間の間に色々な人がサークルに来てくれてます。その人達は新入生の説明会に顔を出してくれてるわけです。いわば一度も顔を合わせてない奴のことはサークルノートの記録として残っているだけでした。

 

 

まぁ、ノートに記録として残ってるわけですし、その頃はヤヴァイヤツだなんて気付いてないんで、存在そのものは忘れるハズも無く、ちゃ〜んと集合場所で見つけてあげましたよ。

 

 

「え〜と、あとは・・・Hだけか・・・」  :おれですね。

 

「あ、はい!私です。」  :奴ですね。

 

「え?あ、おっけー!じゃあこれで全員集合やし、お店行きますかー!」

 

って感じで、普通にお店に移動・・・出来るはずがねぇっ!!!

 

 

 

ふつーにおっさんジャン!!!もう一回言います。


おっさんジャン!!!

 

 

・・・そう!こんぶさんは平凡な家庭にうまれ、平凡に大学に通い、平凡に一人暮らしをして、平凡にサークルの会長をしていました。ただ・・・人と違うのは・・・♂のストーカーに憑かれてしまっていたのです!!!(大爆発)

 

 

「ストーカー事件」と言う題名、今となっては懐かしい侍魂のヒットマン事件簿というお話が先にあるので、女性関係かと思わせながらも実はこんなお話だったのよ(はぁと)って感じですね。

 

 

ま、まぁこの時点ではストーカーになるなんて想像もつきませんし、夜間の人って聞いた時点である程度は予想してたんで、さりげなく無視します。と、いうかそのときは○○女子大から来てくれてる娘が3〜4名来てたんで、そっちのほうにおれは集中です。

 

 

 

集中しつつも一応コンパが始まった後の数十分は全体の動きは把握してます。最初のヤツのドリンクの注文を聞いておれのヤツに対する評価は決定しました。

 

 

 

「飲み物のほう先にお伺いしてもよろしいでしょうか??」

と、いう店員さんの問いに対してヤツは即答で、

 

 

「生中で」

 

 

でした。

・・・ハイ!これでおっさん決定!まぁ、確かにビール好きな人もいますけどね。注文するときの雰囲気がとめどなくおっさんだったんですよ。

 

 

 

まぁ、おれとやつの席は少し離れてるんでそっちのほうはどうにかしてくれると思って放置決定。(放置してもダイジョーブやと思えた友人が奴の近くに居たからね)

 

 

 

・・・

 

 

 

で、しばらくたってまた全体を見渡してみると・・・なんか奴が友人に膝枕してもらってるぅっ!!!?この事実は後日(奴を危険人物として包囲網を作ろうとした時)に聞いた話なんですけどね。

 

 

 

けど、冷静に考えると・・・つーか、考えなくてもマジでこれはヤヴァイですね。周りの人も相当酔ってたのか、おれがこのことを聞いたのは↑の時が最初でした。 不幸中の幸いなのか、それともどうなのかはナゾですが・・・

 

 

 

で、なぜに↑の時までおれが気付かなかったかってーと、

 

 

 

普通におれ酔ってて覚えてませんでした。(爆)

 

 

 

なんか、言われてみれば確かにそのときその友人と話したような気がするんやけど・・・覚えてねぇ・・・★

 

 

 

放置しておいてもダイジョーブだと思ってたのに・・・まさかあの友人がやられてしまうとは・・・奴、恐るべし。強敵でした。

 

 

しかもなんか奴、その日は早めに帰りやがったらしい。結果おれの記憶にはほとんど残ることはありませんでした。

 

 

 

と、いうわけで奴の包囲網完成が遅れ、さらに奴による被害が広がることになりましたとさ・・・
マジ情けない話でした・・・(>_
<)

 

☆次回予告☆

次に奴が現れたのは新歓イベントのメイン。探訪(京都へのお出かけ)でした。そこで次々に披露される奴の能力の数々。思い出すだけで「さぶいぼ」がでるほど・・・と体験者は語る(ような気がする)ほど!実際はどうだったのか・・・
[追記]  どうも↑のようにはいきませんでした・・・お許しあれ。

 

乞うご期待!(笑)

 

ストーカー事件 V に続く

 

 

 


 

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